調査日:2026年9月16日。日本正規販売モデルを中心に比較しています。価格と在庫、ソフトウェアの対応状況は購入時に変わる可能性があります。
1.比較結果の要約
軽さと小ささを優先するならGalaxy S25、少し大きくなっても処理性能と電池の余裕を求めるならGalaxy S26が選びやすい結論です。
- **最も大きな違い:**Galaxy S26は処理用チップが新しくなり、画面は6.2インチから6.3インチ、電池容量は4,000mAhから4,300mAhに増えました。一方、背面カメラの画素数とズーム構成はほぼ同じです。
- **Galaxy S25の特徴:**162gで、Galaxy S26より5g軽く、横幅も1.2mm狭いモデルです。Web、動画、普段の写真撮影には今も十分な性能があります。
- **Galaxy S26の特徴:**重いゲームや編集作業に使える処理性能の余裕に加え、電池容量の増加、予定などを提案する新しいAI機能があります。
- **Galaxy S25がおすすめの人:**片手での扱いやすさを重視し、希望の容量をGalaxy S26より安く買える人。
- **Galaxy S26がおすすめの人:**ゲーム、動画撮影、長期間の使用を考えていて、価格差が小さい人。
迷ったら、同じ容量の一括購入価格を比べてください。差が小さければGalaxy S26が有利です。Galaxy S25が十分安く、ゲームを長時間しないなら、Galaxy S25で困る場面は少ないでしょう。
各機種の詳しいスペック
細かな仕様を個別に確認したい場合は、以下のスペック表をご覧ください。
2.基本情報と価格
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・補足 |
|---|---|---|---|
| メーカー | Samsung | Samsung | 同等 |
| シリーズ・位置付け | 2025年のGalaxy Sシリーズ標準モデル | 2026年のGalaxy Sシリーズ標準モデル | どちらもUltraより小型の上位機種 |
| グローバル発売日 | 2025年2月7日 | 2026年3月11日 | 発表日・予約開始日とは異なる |
| 日本発売日 | 2025年2月14日 | 2026年3月12日 | 日本正規モデルの販売開始日 |
| 日本版の型番 | SIMフリー:SM-S931Q、ドコモ:SC-51F、au:SCG31、ソフトバンク:SM-S931Z | SIMフリー:SM-S942Q、ドコモ:SC-51G、au:SCG36、ソフトバンク:SM-S942Z | 以下の詳細な寸法・通信バンドは主に国内SIMフリー版を基準とする |
| OS | 発売時Android 15/One UI 7。Android 16への更新あり | 発売時Android 16/One UI 8.5 | Galaxy S25の現在のOSは更新状況による |
| OSアップデート期間 | 7世代のOS更新 | 7世代のOS更新 | 回数は同等。Galaxy S26のほうが発売が遅い |
| セキュリティ更新期間 | 国内SIMフリー版の製品仕様では2032年1月31日まで | 国内SIMフリー版の製品仕様では2033年2月28日まで | いずれもグローバル発売から約7年。配信時期は販路で異なる |
| 発売時価格 | Samsung直販・一括:256GB 129,000円/512GB 147,000円 | Samsung直販・一括:256GB 136,400円/512GB 163,900円 | 同容量の発売時差額は256GBで7,400円、512GBで16,900円 |
| 現在価格 | 256GBのSamsung直販注文は確認できず。例:ドコモ256GB一括総額135,740円、IIJmioのSIMフリー512GB通常147,000円 | Samsung直販掲載:256GB 136,400円/512GB 163,900円。例:auの256GB一括152,900円 | 2026年9月16日調査。Galaxy S25のドコモ価格は「Xiから5Gへの契約変更」と同時購入の表示価格 |
Galaxy S25のIIJmio・512GBには、他社からの乗り換えで134,800円という条件付き価格もあります。通常価格147,000円とは分けて考えましょう。Galaxy S25のSIMフリー256GBは、確認した販売先で販売終了となっており、発売時の129,000円を現在の購入可能価格として扱うことはできません。
**返却プログラムは一括価格と比較方法が違います。**一例として、ドコモのGalaxy S25・256GBは総額135,740円の残価設定払いで、最初の23回が各2,974円です。所定の時期に返却すれば残価67,320円の支払いが不要になる一方、別途プログラム利用料がかかります。ソフトバンクのGalaxy S26・256GBには、対象契約で最初の24回が各1円となる返却例がありますが、返却時の特典利用料22,000円があり、免除には対象機種への買い替えなどの条件が必要です。いずれも通信料金は別で、端末を手元に残すなら残りの機種代金を支払います。購入先、契約内容、返却月をそろえて総負担額を比べてください。
なお、海外版Galaxy S26の一部にはExynos 2600搭載モデルがあります。日本版のSnapdragon搭載モデルとは処理性能や電池持ちの検証結果を混ぜられません。
3.サイズ・重量・持ちやすさ
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 高さ | 146.9mm | 149.6mm | Galaxy S26は2.7mm長く、画面上端へ親指を伸ばしにくい |
| 幅 | 70.5mm | 71.7mm | 差は1.2mm。手が小さい人ほどGalaxy S25の握りやすさが役立つ |
| 厚さ | 7.2mm | 7.2mm | 同等。カメラの出っ張りは含まない |
| 重量 | 162g | 167g | Galaxy S25が5g軽い。短時間では差を感じにくい人もいる |
| 本体素材・背面 | ガラス製の落ち着いた質感の背面、アルミ製フレーム | ガラス製の落ち着いた質感の背面、アルミ製フレーム | どちらも裸で使うと滑る場合がある |
| 背面・フレームの形状 | 平らな背面と平らな側面。角には丸みがある | 平らな背面と平らな側面。角には丸みがある | 大きな差はないが、側面や角が手に当たる感覚には個人差がある |
| カメラ部分 | 3つのレンズが個別に出っ張る | 3つのレンズをまとめた台座も出っ張る | Galaxy S26は机上でのぐらつきを指摘する実機レビューが複数ある。出っ張りの正確な高さは公表なし |
| 主なカラー | アイシーブルー、ネイビー、シルバーシャドウ、ミント。直販限定色もあり | コバルトバイオレット、スカイブルー、ブラック、ホワイト。直販限定色もあり | 色と容量の組み合わせは販路ごとに異なる |
国内の購入者レビューと実機レビューでは、両機種とも上位モデルとしては軽く、片手で持ちやすいという評価が共通しています。ただし片手で画面の隅まで操作できるかは手の大きさ次第です。Galaxy S26をGalaxy S25から持ち替えた人には、わずかな幅の増加を気にする人もいます。「167gなのに数値以上に重い」という共通した傾向は確認できませんでした。
背面は光沢の強い仕上げより指紋が目立ちにくいという実機評価があるものの、色や照明によって見え方は変わります。カメラ周辺が指に当たるか、重量が上側に偏って感じるかも持ち方次第です。Galaxy S26の机上のぐらつきはケースで軽減した購入者がいる一方、ケースを付けると両機種とも横幅と重さが増えます。長時間手に持つならGalaxy S25が少し有利ですが、角の当たり方や疲れやすさを5gの差だけで断定することはできません。
4.処理性能
SoCはスマホの処理を担う中心チップ、CPUは計算、GPUはゲームなどの描画、RAMは開いているアプリを一時的に置くメモリです。
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| SoC | Snapdragon 8 Elite for Galaxy | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy | Galaxy S26は新しい世代。国内版は両機種ともSnapdragon |
| CPU | Qualcomm Oryon | 第3世代Qualcomm Oryon | 編集や重い処理でGalaxy S26に余裕 |
| CPUコア構成 | 高性能2+性能6、計8コア | 高性能2+性能6、計8コア | 構成は同等 |
| 最大クロック数 | Samsung・ドコモ公表値:4.47GHz+3.5GHz | Samsungの国内SIMフリー仕様:4.74GHz+3.6GHz。ドコモ仕様欄には4.47GHz+3.6GHzと記載 | Galaxy S26の公表値には販路の仕様欄で食い違いがある |
| GPU | Adreno 830 | Adreno 840 | 重いゲームの描画はGalaxy S26が有利。GPU型番は実機・部品情報に基づく |
| 製造プロセス | 3nm | 3nm | 同等。「nm」はチップ製造技術の世代を示す |
| RAM容量 | 12GB | 12GB | 同等。アプリの切り替えには双方十分 |
| RAM規格 | 国内の個別製品仕様では公表なし | 国内の個別製品仕様では公表なし | チップが対応する規格だけで、搭載部品の規格は確定できない |
| ストレージ容量 | 256GB/512GB | 256GB/512GB | 同等。動画やゲームを多く保存するなら512GB |
| ストレージ規格 | 国内の個別製品仕様では公表なし | 国内の個別製品仕様では公表なし | 保存容量と読み書き規格は別の項目 |
| microSDカード | 非対応 | 非対応 | 同等。後からカードで容量を増やせない |
| ベンチマーク | AnTuTu v11の国内実機例:約255万点 | 同じレビュー系列のAnTuTu v11実機例:約377万点 | 処理能力の目安。異なる時期の測定で、点数差をそのまま体感差にはできない |
Web閲覧、動画視聴、一般的なアプリ起動では、Galaxy S25も十分速く、差を感じにくいでしょう。RAM容量が同じなので、複数アプリを切り替えるだけならGalaxy S26を選ぶ決め手にはなりません。写真の一括編集、動画の書き出し、画質設定の高いゲームではGalaxy S26の性能が生きます。
小型の本体では、どちらも長時間の高負荷で熱を持ち、熱を抑えるために速度を落とす場合があります。Galaxy S26が常に同じ速さでゲームを続けられるわけではありません。ベンチマークは測定アプリの版、室温、冷却状態、OSによって変動します。
5.ディスプレイ
リフレッシュレートは画面を書き換える回数、HDRは明暗の表現幅を広げる表示方式です。
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 6.2インチ | 6.3インチ | Galaxy S26は文字や動画を少し広く表示できるが、差は小さい |
| 解像度 | 2,340×1,080 | 2,340×1,080 | 同等。通常の距離では双方の文字が精細 |
| パネル | Dynamic AMOLED 2X・有機EL | Dynamic AMOLED 2X・有機EL | 同等。黒が締まり、色が鮮やか |
| 最大リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 同等。SNSやWebのスクロールが滑らか |
| 可変リフレッシュレート | 1~120Hz | 1~120Hz | 動きが少ない画面では更新回数を下げ、消費電力を抑える |
| 最大輝度 | ピーク2,600nit | ピーク2,600nit | 同等。ピーク値は画面の一部を高輝度で表示する条件の数値 |
| HDR | HDR10、HDR10+、HLGの動画再生に対応 | HDR10、HDR10+、HLGの動画再生に対応 | 対応コンテンツで明るい部分と暗い部分を表現しやすい |
| 画面保護ガラス | Gorilla Glass Victus 2 | Gorilla Glass Victus 2 | 同等。傷や破損を防ぐ保証ではない |
| 画面の形状 | 平面 | 平面 | 同等。曲面部分による誤タッチはない |
屋外では両機種とも見やすいという実機評価が多く、Galaxy S26だけが大幅に明るいとはいえません。ピーク輝度2,600nitを、画面全体が常時出せる明るさと読み替えないことが大切です。暗い部屋では画面の明るさを下げたり、ダークモードにしたりできます。
色の鮮やかさは表示設定で調整可能です。Galaxy S26はベゼル、つまり画面周囲の縁がより均一になったとメーカーが案内していますが、文字の読みやすさや動画の見やすさを大きく変えるほどの画面サイズ差ではありません。
6.バッテリーと充電
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,300mAh | Galaxy S26が300mAh多い。ただし容量だけで使用時間は決まらない |
| メーカー公称の動画再生 | 国内SIMフリー製品仕様:最大29時間 | 国内SIMフリー製品仕様:最大31時間。メーカーの比較案内には「約30時間」とも記載 | 保存済み動画など所定条件での値。配信動画やゲームの連続使用時間ではない |
| メーカー公称の4G待受 | ドコモ版:約290時間 | ドコモ版:約350時間 | 電波を受信して静止した条件の値。日常使用とは別 |
| 実際の電池持ち | 普通の使い方なら1日という評価が多い。長いゲームや撮影では夕方の補充が必要な場合も | 普通の使い方なら1日という評価が多く、軽い使い方で2日に届いた購入例もある | Galaxy S26が有利な場面はあるが、用途で結果が変わる |
| 最大有線充電 | 25W | 25W | 同等。Wは充電器から受け取る電力の目安 |
| 充電時間 | ドコモ指定ACアダプタ08:約85分 | 同アダプタ:約80分 | 公称差は約5分。残量や温度で変わる |
| 急速充電規格 | USB PD/PPS対応 | USB PD/PPS対応 | PPSは電圧などを細かく調節する方式。対応充電器が必要 |
| ワイヤレス充電 | Qi2対応・最大15W。磁気位置合わせなどQi2の機能を利用するにはQi2対応ケースが必要 | Qi2対応・最大15W。磁気位置合わせなどQi2の機能を利用するにはQi2対応ケースが必要 | 両機種とも本体に磁石を内蔵していない |
| リバースワイヤレス充電 | Wireless PowerShare対応 | Wireless PowerShare対応 | 対応イヤホンなどへ本体から給電できる |
| 充電器の付属 | なし。USB-Cケーブルあり | なし。USB-Cケーブルあり | 同等。AC充電器は別途用意する |
同条件の国内実機比較では、操作を伴う電池テストはGalaxy S26が長めだった一方、端末内の動画を再生するテストではGalaxy S25がわずかに長い結果も出ています。動画視聴だけで「容量が多いGalaxy S26なら必ず長持ち」とは判断できません。ゲームではどちらも消費が速くなり、待機時の減り方は常時表示、通知、電波状態などに左右されます。
5Gの電波が弱い場所では通信に使う電力が増える場合がありますが、両機種の5G利用を同条件で測った電池差は確認できませんでした。充電中、とくに急速充電中は本体が温かくなることがあります。両機種の充電時発熱について、共通した重大な問題を示す実機評価は確認できませんでした。
7.カメラ
F値はレンズが光を取り込む設定値で、数字が小さいほど光を取り込みやすくなります。OISはレンズ側で揺れを抑える光学式手ぶれ補正、AFは自動でピントを合わせる機能です。
背面カメラ
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 広角・メイン | 約5,000万画素、F1.8 | 約5,000万画素、F1.8 | 同等。普段の人物、料理、風景に使う |
| 超広角 | 約1,200万画素、F2.2 | 約1,200万画素、F2.2 | 同等。集合写真や広い風景向け |
| 望遠 | 約1,000万画素、F2.4 | 約1,000万画素、F2.4 | 同等。離れた被写体を3倍で撮る |
| センサーサイズ・センサー名 | 超広角: 1/2.5インチ 広角: 1/1.5インチ 望遠 1/3.9インチ。 センサー名は公表なし | 超広角: 1/2.5インチ 広角: 1/1.5インチ 望遠 1/3.9インチ。 センサー名は公表なし | センサーサイズは同等。センサーの具体的な型番・名称は公式には公表されていない |
| レンズ別の視野角 | 国内メーカー公式値は公表なし | 国内メーカー公式値は公表なし | 超広角のほうが広い範囲を写せる |
| 光学式手ぶれ補正 | 広角・望遠に対応 | 広角・望遠に対応 | 暗所や望遠で手持ち撮影しやすい |
| オートフォーカス | 背面カメラは対応。超広角は固定焦点 | 背面カメラは対応。超広角の個別方式は確認できず | 本格的な接写用カメラを備える構成ではない |
| 光学ズーム | 望遠3倍。広角からの切り出しによる光学相当2倍も対応 | 同等 | 2倍の「光学相当」と、独立した3倍望遠レンズは仕組みが異なる |
| デジタルズーム | 最大30倍 | 最大30倍 | 数字を大きくしても細部が30倍鮮明になるわけではない |
| 動画 | 4Kは通常撮影で最大60fps、最高解像度は8K/30fps | 同等 | fpsは1秒間の画像枚数。60fpsは動きが滑らか |
| 動画の補正 | 通常の手ぶれ補正・スーパー手ぶれ補正 | 同左に加え、スーパー手ぶれ補正の水平ロック | Galaxy S26は歩きながらの撮影などで傾きを抑えやすい。強い補正では写る範囲が狭くなる |
前面カメラ
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 種類・画素数・F値 | 自撮り用:約1,200万画素、F2.2 | 自撮り用:約1,200万画素、F2.2 | 基本仕様は同等 |
| センサーサイズ・名前・視野角 | 1/3.2インチ。センサー名・視野角は公表なし | 1/3.2インチ。センサー名・視野角は公表なし | センサーサイズは同等。具体的なセンサー名や視野角は公式には公表されていない |
| オートフォーカス | 対応 | 対応 | 顔へピントを合わせやすい |
| 光学式手ぶれ補正・ズーム | 光学式手ぶれ補正・光学ズームは非対応 | 光学式手ぶれ補正・光学ズームは非対応 | 自撮り動画では電子式の手ぶれ補正を利用できる。背面の光学3倍ズームとは区別する |
| 4K動画・最大フレームレート | UHD 4K/30fps・60fps | UHD 4K/30fps・60fps | 両機種とも前面カメラで4K/60fpsまで撮影できる |
複数の国内実写レビューでは、両機種の広角カメラは昼間の人物、風景、料理を手軽に撮りやすいという評価です。Galaxy S26は処理によって夜景や動画が少し見やすくなったという比較例がありますが、同じ画素数・F値の構成で、写真が一目で別物になるほどの差は確認できませんでした。人物の肌や食べ物の色は鮮やかに仕上がる場合があり、好みが分かれます。
暗い場所では超広角と3倍望遠の細部が落ちやすく、3倍を超えるデジタルズームでは両機種とも画質に注意が必要です。接写はメインカメラで距離を調整する使い方が中心です。子どもやペットなど動く被写体では、暗さによる被写体ぶれやシャッター後の画像処理が結果を左右します。Galaxy S26のシャッター反応がよくなったという購入者の感想はありますが、どの条件でも撮り逃しが減ると断定できるほどの共通結果は確認できませんでした。
自撮りの基本仕様は近く、動画の手ぶれ補正は両機種とも役立ちます。逆光での白飛びや暗部の黒つぶれは画像処理と撮影条件によって変わり、どちらかが常に優れるという共通傾向はありません。
8.通信・SIM
対応バンドは、スマホが受信できる電波の周波数帯です。以下の周波数は日本向けメーカーSIMフリー版の公表値を基準とし、キャリア版を他社回線で使う場合はその型番の対応表も確認してください。
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 5G | 対応。主な国内向け帯域はn77、n78、n79、n28 | 同等 | ドコモが使うn79にも両SIMフリー版が対応。基本モデルのミリ波n257は非対応 |
| 4G | 対応。主な国内向け帯域はB1、B3、B8、B18、B19、B26、B28 | 同等 | 地方や建物内で重要な低い周波数帯も含む |
| ドコモ回線 | SIMフリー版は4G B19、5G n79などに対応 | 同等 | バンドだけでなく利用するSIM・VoLTEの動作確認も必要 |
| au回線 | SIMフリー版は4G B18/B26、5G n77/n78などに対応 | 同等 | 山間部などでは4Gの対応が特に重要 |
| ソフトバンク回線 | SIMフリー版は4G B8、5G n77などに対応 | 同等 | 通信速度はエリアと混雑にも左右される |
| 楽天モバイル回線 | SIMフリー版は4G B3、5G n77、ローミングで使われるB18/B26などに対応 | 同等 | 楽天回線・ローミングの実際の利用可否は契約とエリアによる |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7、2.4/5/6GHz帯 | 同等 | Wi-Fi 7の利点には対応ルーターが必要 |
| Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 同等。イヤホンなどを接続できる |
| NFC | 対応 | 対応 | 同等。近距離の読み取りや決済に使用 |
| FeliCa・おサイフケータイ | 日本正規販売モデルは対応 | 日本正規販売モデルは対応 | 交通系ICなどに使える。海外の並行輸入モデルはおサイフケータイ非対応 |
| 物理SIM・eSIM | nanoSIM 1枚+eSIM | nanoSIM 1枚+eSIM | 同等。物理SIMを2枚挿す構成ではない |
| デュアルSIMの組み合わせ | nanoSIM+eSIM、またはeSIM+eSIM | 同等 | 仕事用と私用の番号などを使い分けられる |
| テザリング最大接続台数 | ドコモ版のWi-Fi接続は10台。SIMフリー版の上限は公表なし | 同等 | テザリングはスマホの回線をPCなどに分ける機能 |
| GPS・測位 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS | 同等 | 地図・ナビに利用。実際の精度は周囲の環境による |
国内SIMフリー版は主要4キャリアで重要なバンドを備えています。ただしバンド対応は、すべてのSIMや通話機能の動作保証ではありません。特にキャリア版を別の会社で使うときは、その型番と契約先の動作確認状況を調べてください。
9.防水・便利機能
| 比較項目 | Galaxy S25 | Galaxy S26 | 違い・使用上の影響 |
|---|---|---|---|
| 防水・防塵 | 国内ドコモ版:IPX5/IPX8・IP6X | 同等 | 雨や水しぶきへの備え。熱い湯、海水、故障の無条件保証ではない |
| 耐衝撃性能 | 耐衝撃の独立したMIL規格認証は確認できず | 同等 | 落下が心配ならケースを検討したい |
| 指紋認証・顔認証 | 画面内指紋認証、顔認証 | 同等 | 机に置いたままでも指で解除できる。乾燥した指やマスクでは個人差がある |
| ステレオスピーカー | 対応 | 対応 | 横向きの動画やゲームで音が左右から聞こえる |
| 3.5mmイヤホンジャック | なし | なし | 同等。USB-CまたはBluetoothの対応製品を使う |
| ハイレゾ | 対応するイヤホンなどとの組み合わせで利用可能 | 同等 | 高音質の音源を聴きたい人向け |
| DisplayPort Alt Mode・USB映像出力 | ドコモ版はDisplayPort 1.2対応 | 同等 | 対応するUSB-C映像変換アダプタでモニターに出力できる。MHL方式には非対応 |
| USB OTG | ドコモ版でUSBホスト対応を公表 | ドコモ版でUSBホスト対応を公表 | USBメモリなどのUSB機器をスマホ側から利用できる。接続する機器によっては変換アダプタや別途電源が必要 |
| FMラジオ・ワンセグ・フルセグ | 非対応 | 非対応 | 同等。放送を直接受信する用途には向かない |
| 通話録音 | Samsungの電話アプリで利用可能。設定などによる | 同等 | 通話内容を後で確認できる |
| 伝言メモ | ドコモ版で対応 | ドコモ版で対応 | 電話に出られないときに用件を残せる |
| 通知ランプ | 独立したランプなし | 独立したランプなし | 通知は画面表示などで確認 |
| Always-On Display | 対応 | 対応 | 画面を完全に点灯せず時刻や通知を確認できる。設定によって電池を消費 |
| AI機能 | かこって検索、Now Brief、写真編集、音声関連の支援など | 共通機能に加えNow Nudge、テキストによる写真編集など | Now Nudgeは画面の状況に応じて予定や写真を提案する。対応アプリ・言語・アカウント・通信環境によって利用可否が変わる |
Galaxy S26 Ultraだけのプライバシーディスプレイなどを、標準モデルのGalaxy S26の機能として数えないようにしましょう。
10.実際の口コミ・使用感
以下は国内モデルの購入者投稿と、実機を撮影・測定した複数のレビューで見られた傾向です。個人の使い方やOS更新前後で評価は変わります。調査時点で確認した国内の購入者レビュー集計はGalaxy S25が約85件、Galaxy S26が約25件で、Galaxy S26の半年以上の長期使用談はまだ少なめです。海外のExynos版の感想は日本版の評価に混ぜていません。
Galaxy S25の良い口コミ
- 軽さ、狭めの横幅、持ち歩きやすさを評価する投稿が複数あります。大きいスマホから乗り換える人や、サブ機として片手で使いたい人に好評です。
- WebやSNS、アプリ切り替えが速く、日常の操作でGalaxy S26との差を感じないという、両機種を使った購入者の感想もあります。
- 画面の見やすさ、指紋認証、おサイフケータイなど、毎日使う機能のまとまりが評価されています。
Galaxy S25の悪い口コミ
- 軽い利用なら1日使えても、ゲーム、地図、撮影が続くと電池の余裕が減るという不満があります。1年以上使った投稿にもあり、初期レビューだけの傾向ではありません。
- 望遠や暗い場所の撮影を強く重視する人には物足りないという評価があります。
- 熱や電池持ちの悪化を訴える更新後の個別投稿もありますが、共通した不具合や全個体の問題とは判断できません。ケースの有無や省電力設定でも評価が変わります。
Galaxy S26の良い口コミ
- 国内SIMフリー版とキャリア版の複数の購入者が、軽さと処理の速さを評価しています。ゲームをする人にも、普段使いを軽快にしたい人にも支持があります。
- 普通の利用で朝から夜まで使えるという感想が多く、軽い使用では2日使えた例もあります。ただし省電力設定や機内モードを使った長時間の報告は、通常使用と区別する必要があります。
- 動画の水平ロック、AIによる予定の提案、机上で使いやすい指紋認証を便利と感じる人がいます。
Galaxy S26の悪い口コミ
- Galaxy S25より少し幅が広いことと、カメラ台座による机上のぐらつきを気にする投稿・実機レビューが複数あります。
- 3倍望遠や暗所の画質は、メインカメラほど満足できないという評価があります。写真の色合いも好みが分かれます。
- ベンチマークなどの高負荷では本体が温かくなる一方、普段のゲームでは発熱をあまり気にしない購入者もいます。操作画面や写真編集アプリに慣れないという声はありますが、OSや以前使っていた機種による差も大きいでしょう。
- 通信設定や通知に関する個別の不具合投稿は確認できました。ただし調査時点で、Galaxy S26全体に共通する故障と断定できる材料はありません。
11.メリット・デメリット
Galaxy S25のメリット
- 片手で持つ、ポケットに入れる、長時間読むといった場面で扱いやすい。
- 日常用途では性能の不足を感じにくい。
- 希望容量の在庫を安く見つけられれば購入費を抑えられる。
Galaxy S25のデメリット
- 重い使い方が続く日の電池残量には注意が必要。
- 新品SIMフリー版、とくに256GBは販売先を選びにくい。
- Galaxy S26よりソフトウェアサポートの終了が早い。
Galaxy S26のメリット
- 重いゲームや編集作業に処理性能の余裕がある。
- 普段使いでの電池の余裕が増え、ソフトウェアのサポートも長い。
- 水平ロックなど、実際に使い道のある新機能が増えた。
Galaxy S26のデメリット
- Galaxy S25より少し幅が広く、裸で机に置いたときにぐらつきやすい。
- 基本カメラと充電速度は大きく変わっておらず、用途によっては価格差が生きにくい。
- 長期使用の口コミはGalaxy S25より少ない。
12.おすすめする人
Galaxy S25がおすすめの人
- 電車の中などで片手持ちする時間が長く、少しでも幅が狭い機種を選びたい人。
- Web、SNS、動画、普段の写真撮影が中心で、重いゲームを長時間しない人。
- Galaxy S26より十分安い、希望容量の日本正規モデルを見つけた人。
- カメラ台座のない背面デザインを好む人。
Galaxy S26がおすすめの人
- 高画質のゲームや写真・動画編集をする人。
- 普通の利用で朝から夜まで使う際の電池の余裕を重視する人。
- 歩きながら動画を撮り、水平ロックを使いたい人。
- 購入後も長く使う予定で、更新期間がより先まであるモデルを選びたい人。
- 同じ容量・購入条件でGalaxy S25との価格差が小さい人。
13.最終的な比較結果
**Galaxy S25の強みは軽く狭い本体、Galaxy S26の強みは処理性能、電池容量、新しい機能です。**写真撮影の基本構成、ディスプレイの滑らかさ、25W充電は同等で、Galaxy S25を使っている人が普段のアプリ操作だけを理由に買い替える必要性は高くありません。
発売時のSIMフリー256GBの差額は7,400円でした。この程度の差額で両方を新品購入できるなら、性能とサポート期間が増すGalaxy S26に納得しやすいでしょう。ただし現在はGalaxy S25の新品在庫と購入先が限られるため、発売時価格だけでは選べません。512GBやキャリアの返却契約でも、同じ容量、同じ購入・返却条件の総額を比べる必要があります。
スペック表だけでは、Galaxy S26の300mAh増が動画再生の実測で必ず優位にならないことや、カメラ台座による机上のぐらつきは分かりません。軽さと購入費を優先し、安いGalaxy S25の在庫があるならGalaxy S25。価格差が小さく、ゲーム・電池の余裕・長期使用を重視するならGalaxy S26を選んでください。
