スマホのカメラ性能を重視すると、15万円以上の高価な機種が必要だと思われがちです。
しかし、現在は8万円未満のスマホでも、日常の写真や旅行、料理、ペット、人物などを十分きれいに撮影できます。
特に、AIによる写真補正や光学式手ブレ補正に対応した機種が増えており、難しい設定をしなくても見やすい写真に仕上げやすくなっています。
この記事では、日本で購入できる機種の中から、8万円未満でカメラ性能がいいスマホを紹介します。
8万円未満でカメラ性能がいいスマホ一覧
| 機種 | 価格の目安 | カメラの特徴 | 向いている撮影 |
|---|---|---|---|
| Google Pixel 10a 細かなスペック | 79,900円~ | AI補正と夜景撮影が使いやすい | 人物、夜景、日常写真 |
| REDMI Note 15 Pro 5G | 6万円台後半~ | 2億画素の高画素カメラを搭載 | 風景、建物、細かな部分 |
| Nothing Phone (4a) Pro | 79,800円~ | ズームを含めた3眼カメラ | 遠くの被写体、旅行 |
| Galaxy A57 5G | 79,800円~ | 写真と動画をバランスよく撮れる | 人物、夜景、動画 |
| AQUOS sense10 | 62,700円~ | 標準と超広角が約5,030万画素 | 風景、集合写真、日常写真 |
| OPPO Reno15 A | 64,800円~ | 約5,000万画素の超広角インカメラ | 自撮り、集合写真、SNS |
※価格はメーカー公式価格をもとにした目安です。販売店やストレージ容量によって異なる場合があります。
Google Pixel 10a
Google Pixel 10aは、難しい設定をせずに、きれいな写真を撮りたい人に向いているスマホです。
背面には、約4,800万画素の広角カメラと約1,300万画素の超広角カメラを搭載しています。
数字だけを見ると、2億画素カメラを搭載した機種より控えめに見えるかもしれません。しかし、Pixelシリーズは撮影後の画像処理が得意です。
明るさや色合い、人物の肌などを自動で調整してくれるため、カメラを向けてシャッターを押すだけでも、見やすい写真に仕上がりやすくなっています。
夜景モードやポートレートモードにも対応しており、暗い場所や人物撮影にも使いやすいです。
撮影後は、写真に写り込んだ不要なものを消したり、構図を調整したりできます。写真を撮るだけでなく、編集までスマホで済ませたい人にも便利です。
Google Pixel 10aのよいところ
- 撮影方法が分かりやすい
- 夜景や人物をきれいに撮りやすい
- AIを使った写真編集が充実している
- 超広角カメラで広い風景も撮影できる
- 光学式手ブレ補正に対応している
気をつけたいところ
望遠カメラは搭載されていません。
最大8倍のズームには対応していますが、遠くの人物や動物、ステージなどを大きく撮影する用途では、望遠カメラを搭載した機種のほうが向いています。
Google Pixel 10aがおすすめの人
- カメラの細かい設定が苦手な人
- 人物や子ども、ペットをよく撮る人
- 夜景を手軽に撮影したい人
- 撮影後の写真編集も楽しみたい人
REDMI Note 15 Pro 5G
REDMI Note 15 Pro 5Gは、写真の細かさを重視したい人に向いているスマホです。
メインカメラには、約2億画素の大型センサーが使われています。明るい場所では、建物や植物、風景などの細かな部分を残しやすいのが特徴です。
光学式手ブレ補正にも対応しているため、手持ち撮影で起こりやすい小さなブレを抑えやすくなっています。
高画素を利用して写真の一部を切り抜いても、ある程度の細かさを残せます。旅行先の風景や建物を撮影し、あとから構図を調整したい場合にも便利です。
ただし、常に2億画素で撮影する必要はありません。通常の撮影では、複数の画素をまとめて明るさを確保するため、扱いやすいサイズの写真として保存されます。
REDMI Note 15 Pro 5Gのよいところ
- 約2億画素の高画素カメラを搭載
- 比較的大きなカメラセンサーを採用
- 光学式手ブレ補正に対応
- 写真の細かな部分を残しやすい
- 超広角カメラも搭載している
気をつけたいところ
超広角カメラは約800万画素のため、メインカメラと比べると画質に差が出ることがあります。
また、2億画素モードで撮影した写真は、通常の写真よりデータ容量が大きくなります。高画素撮影は、細かく残したい場面に絞って使うとよいでしょう。
REDMI Note 15 Pro 5Gがおすすめの人
- 風景や建物を細かく撮影したい人
- 高画素カメラを試してみたい人
- 撮影した写真をあとから切り抜きたい人
- カメラ性能と価格のバランスを重視する人
【REDMI Note 15 Pro 5Gの詳しいスペックを見る】
Nothing Phone (4a) Pro
Nothing Phone (4a) Proは、ズーム撮影を重視したい人に注目してほしいスマホです。
背面には3つのカメラが搭載されており、通常の撮影だけでなく、広い範囲や離れた被写体にも対応しやすくなっています。
8万円未満のスマホは、メインカメラと超広角カメラの2眼構成が多く、遠くの被写体を撮るのが苦手な機種も少なくありません。
Nothing Phone (4a) Proはズームの幅が広いため、旅行先の建物や景色、少し離れた場所にいる動物などを撮りたいときに便利です。
背面のデザインにも特徴があり、一般的なスマホとは少し違った雰囲気を楽しめます。
Nothing Phone (4a) Proのよいところ
- ズーム撮影に対応した3眼カメラ
- 遠くの被写体を撮りやすい
- カメラの使い分けがしやすい
- 本体デザインに個性がある
- 12GBのメモリと256GBの保存容量を備えている
気をつけたいところ
大きな倍率で表示されるズームは、すべてが光学ズームというわけではありません。
デジタル処理を使った高倍率ズームでは、倍率を上げるほど細かさが失われやすくなります。最大倍率は被写体の確認用として考え、写真のきれいさを重視するときは倍率を上げすぎないほうが使いやすいです。
Nothing Phone (4a) Proがおすすめの人
- 遠くの被写体を撮影したい人
- 旅行でいろいろな画角を使いたい人
- カメラが3つあるスマホを探している人
- 個性的なデザインを楽しみたい人
【Nothing Phone (4a) Proの詳しいスペックを見る】
Galaxy A57 5G
Galaxy A57 5Gは、写真と動画をバランスよく撮りたい人に向いています。
背面には、約5,000万画素の広角カメラ、約1,200万画素の超広角カメラ、約500万画素のマクロカメラを搭載しています。
メインカメラは光学式手ブレ補正に対応しており、暗い場所や動画撮影でもブレを抑えやすくなっています。
超広角カメラは、風景や建物、集合写真など、通常のカメラでは全体が入りきらない場面に便利です。
マクロカメラを使えば、花や小物などに近づいて撮影することもできます。
撮影した写真から不要なものを消したり、写り方を調整したりできる編集機能も用意されています。
Galaxy A57 5Gのよいところ
- 写真と動画のバランスがよい
- 光学式手ブレ補正に対応
- 超広角とマクロカメラを搭載
- 夜景や人物を撮影しやすい
- 写真の編集機能が充実している
気をつけたいところ
望遠カメラは搭載されていません。
マクロカメラは近くのものを撮るには便利ですが、使用する場面は限られます。遠くの被写体を撮る機会が多い場合は、ズームに強い機種も検討したほうがよいでしょう。
Galaxy A57 5Gがおすすめの人
- 写真も動画も撮りたい人
- Galaxyシリーズの操作に慣れている人
- 夜景や人物撮影を楽しみたい人
- カメラ以外の使いやすさも重視する人
AQUOS sense10
AQUOS sense10は、日常の写真を自然に残したい人に向いているスマホです。
背面には、約5,030万画素の標準カメラと、約5,030万画素の超広角カメラを搭載しています。
標準カメラだけでなく、超広角カメラも高画素なのが特徴です。
通常の撮影から広い風景、建物、集合写真まで、カメラを切り替えながら使いやすくなっています。
標準カメラには光学式手ブレ補正が付いているため、室内や夕方など、少し暗い場所での撮影にも使いやすいです。
インカメラも約3,200万画素あるため、自撮りやビデオ通話にも向いています。
AQUOS sense10のよいところ
- 標準と超広角が約5,030万画素
- 標準カメラは光学式手ブレ補正に対応
- 広い風景や集合写真を撮りやすい
- 約3,200万画素のインカメラを搭載
- カメラ以外の防水や耐久性も充実している
気をつけたいところ
望遠カメラは搭載されていません。
遠くの被写体を大きく撮るよりも、日常の風景や料理、人物、集合写真を撮る使い方に向いています。
AQUOS sense10がおすすめの人
- 日常の写真を自然に残したい人
- 風景や集合写真をよく撮る人
- 超広角カメラの画質も重視する人
- 防水や耐久性も気になる人
OPPO Reno15 A
OPPO Reno15 Aは、自撮りやグループ撮影を重視したい人に向いています。
背面には、約5,000万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラを搭載しています。
広角カメラは光学式手ブレ補正に対応しており、日常の写真や夜景、動画を撮影しやすくなっています。
大きな特徴は、約5,000万画素のインカメラです。
インカメラは約100度の広い範囲を写せるため、複数人での自撮りや、背景を広く入れた撮影に向いています。
アウトカメラとインカメラを同時に使った動画撮影にも対応しています。旅行先の風景と撮影している人の表情を一緒に残したいときにも便利です。
OPPO Reno15 Aのよいところ
- 約5,000万画素のインカメラを搭載
- 複数人での自撮りがしやすい
- メインカメラは光学式手ブレ補正に対応
- アウトカメラとインカメラの同時撮影ができる
- 写真をAIで編集できる
気をつけたいところ
背面の望遠カメラは搭載されていません。
メインカメラと自撮りカメラは充実していますが、遠くの被写体をきれいに拡大したい人には、ズームに強い機種のほうが向いています。
OPPO Reno15 Aがおすすめの人
- 自撮りをよくする人
- 友人や家族との集合写真を撮る人
- SNS用の写真や動画を撮影したい人
- インカメラの画質を重視する人
目的別に選ぶならどの機種がおすすめ?
簡単にきれいな写真を撮りたい
Google Pixel 10aが選びやすいです。
撮影時に細かい設定をしなくても、明るさや色合いを自動で整えてくれます。人物や夜景、ペットなど、いろいろな場面に対応しやすい機種です。
風景や建物を細かく撮りたい
REDMI Note 15 Pro 5Gが向いています。
約2億画素のメインカメラを搭載しており、明るい場所では細かな部分を残しやすくなっています。
ズームを重視したい
Nothing Phone (4a) Proが候補になります。
8万円未満の機種としてはカメラの使い分けがしやすく、遠くの被写体を撮影する機会が多い人に向いています。
写真と動画をバランスよく撮りたい
Galaxy A57 5Gが使いやすいです。
メイン、超広角、マクロの3つを使い分けられ、人物や夜景、動画にも幅広く対応できます。
風景や集合写真を撮りたい
AQUOS sense10が向いています。
標準と超広角の両方が約5,030万画素のため、通常撮影だけでなく、広い場所を写す場面でも使いやすい構成です。
自撮りを重視したい
OPPO Reno15 Aが選びやすいです。
約5,000万画素の超広角インカメラを搭載しており、1人での自撮りから複数人での撮影まで対応しやすくなっています。
8万円未満のスマホを選ぶときの注意点
8万円未満でもカメラ性能のよいスマホはありますが、すべての撮影に強い機種は多くありません。
機種を選ぶときは、画素数だけでなく、次の点も確認しておきましょう。
手ブレ補正に対応しているか
光学式手ブレ補正に対応している機種は、暗い場所や動画撮影でブレを抑えやすくなります。
子どもやペット、夜景などを撮る場合は、画素数だけでなく手ブレ補正の有無も大切です。
望遠カメラが必要か
遠くの人物、動物、ライブ会場、スポーツなどを撮影する場合は、望遠カメラがあると便利です。
デジタルズームだけでも拡大できますが、倍率を上げるほど画質は落ちやすくなります。
超広角カメラの画質
超広角カメラは、風景や集合写真に便利です。
ただし、メインカメラより画素数やセンサーが控えめな機種もあります。超広角撮影をよく使う人は、メインカメラだけでなく超広角カメラの仕様も確認しましょう。
自撮りカメラも確認する
自撮りやビデオ通話をよく使う場合は、背面カメラだけでなくインカメラも確認しておきましょう。
画素数に加えて、写せる範囲が広いか、4K動画に対応しているかなども選ぶポイントになります。
まとめ
8万円未満でも、日常の写真や旅行、人物、夜景などをきれいに撮れるスマホが増えています。
迷った場合は、次のように選ぶと分かりやすいです。
- 総合的な撮りやすさならGoogle Pixel 10a
- 高画素を重視するならREDMI Note 15 Pro 5G
- ズームを重視するならNothing Phone (4a) Pro
- 写真と動画のバランスならGalaxy A57 5G
- 標準と超広角の画質ならAQUOS sense10
- 自撮りや集合写真ならOPPO Reno15 A
カメラ性能は、画素数だけで決まるものではありません。
よく撮影するものが人物なのか、風景なのか、遠くの被写体なのかによって、選びやすい機種は変わります。
自分が普段どのような写真を撮っているかを考えながら、使い方に合うスマホを選んでみてください。
